HIYAMA MAGAZINE

ひやま通信

2023.11.08 第42号

フッ化物配合歯磨剤の効果的な使用法

DH　「ブラッシングの時は、歯みがき粉を使っていますか？」
PT　「フッ素入りの歯みがき粉を使っています。」
DH　「良いですね。フッ素はむし歯予防にとても効果的です。より最適な効果を得るための使い方をお伝えします。この図を見てください。」
PT　「えっ！！歯ブラシ全体？！こんなに歯みがき粉をつけて良いんですか？」
DH　「はい。十分な量の歯みがき粉を使って、フッ素をお口の隅々まで行き渡らせてください。すすぎ方も大切です。お水は少ない方が良いんです。すすがずに、吐き出すだけがベスト。すすぐ場合は、ペットボトルのキャップ1杯（10㏄）の水で一度だけにしてくださいね。」
PT　「反対でした。少ない歯みがき粉で磨いて、コップ2杯くらいのお水でたくさんすすいでいました。」
DH　「最近では、”2+2+2+2テクニック”とい方法が推奨されています。
①就寝直前を含む1日2回のブラッシング
②フッ素配合歯みがき粉の使用量は2㎝（6歳以上）
③ブラッシング時間は最低2分間
④ブラッシング後2時間は飲食しない
そんなに難しい事では無いですよね？！」
PT　「はい、これなら続けられます。」
DH　「あと、大切なことが。小さなお子様はブラッシング中に歯みがき粉を飲み込みやすいので、飲み込まないように保護者の方がよく見守ってあげてください。」
PT　「はい。子供用のものもあるんですね。」
DH　「歯みがき粉に含まれるフッ素の濃度は「ppm」で表されます。年齢によって適切な濃度がありますので、個人に合った歯みがき粉を使うようにしてください。当院では、5歳以下のお子様用のチェックアップコドモ（950ppmF）と6歳以上のお子様から成人までを対象としたチェックアップスタンダード（1450ppmF）を取り扱っています。毎日のブラッシングに活用してくださいね。」
（沼田・石井）

（株）ナカニシ工場見学記

本年7月末、鹿沼にある医療機器製造メーカー（株）ナカニシ本社・RD工場・A1工場に見学に行くことができました。本社工場は、設計部門、組み立て部門などがあり、素晴らしいホールや応接室、テラスなどを備えています。多くの歯科医療機器の製造工程を見学させていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
本社工場より、車で15分くらいの距離にあるA1工場はパーツの製造工場であり、この鹿沼で部品の製造から組み立て・完成品までを製作されているとお聞きして、見学冒頭でご説明いただいた「メイドインジャパン・メイドイン栃木・メイドイン鹿沼」を達成されていることに非常に感銘を受けました。
夏の猛暑が嘘のように過ごしやすい季節になってきました。季節の変わり目、体調を崩さないようお過ごしください。
（富川）

観葉植物で彩りのある暮らしを

お部屋の観葉植物を眺めていたら、気持ちが落ち着く！！そんな経験がある方も多いのではないでしょうか？！
観葉植物には、見ているだけで癒しを感じることができる不思議な魅力が詰まっています。心が落ち着き、幸福感に満たされて心を奪われます。そんな癒し効果が期待できる観葉植物ですが、例えば観葉植物が放出するフィトンチッドと呼ばれる香り成分は、リラックス効果やストレス軽減効果があることで知られています。観葉植物の緑色は、目への負担を軽減させ目の疲労緩和に効果があると言われています。この他にも、光合成により二酸化炭素を吸収する性質や、マイナスイオンを放出するといった空気清浄効果が高い点も癒し効果のポイントです。

観葉植物がもたらす効果
・風水効果
・空気清浄効果
・ストレスを緩和する効果
・視覚疲労を回復する効果

今、私は「苔玉」にすごく可愛さを感じ、観葉植物の虜の仲間入りとなりました。みなさんも、是非室内を緑で癒しの空間にしてみてはいかがでしょうか？！
（井上）