7月17日(日)、18日(月)の2日間、箱根湯本の湯本富士屋ホテルにて開催された「第29回日本顎関節学会学術大会」に参加してきました。
顎関節症の国際分類であるDC/TMDに準拠した形で2013年に発表された日本顎関節学会の「顎関節症病態分類」について、発表から3年経った現在の普及状況、運用上の問題点について討論するメインシンポジウム、超高齢社会を迎えてその問題が注目され始めてきた高齢者の顎関節脱臼に関するシンポジウム、顎関節症に類似した症状を呈する見逃してはならない顎関節疾患に関する教育講演、慢性疼痛への心身医学からのアプローチに関する教育講演等、興味深いホットなトピックスが目白押しで、学ぶところ多い学術集会でした。
講演終了後は箱根湯本の温泉に入って身体の疲れを癒し、早めの食事と早めの就寝。学会に参加しながら休息も取ることのできた貴重な2日間でした。
院長 檜山成寿