福岡国際センター界隈
大相撲九州場所が開催されている福岡国際センターに隣接する福岡国際会議場において、11月18日から3日間の日程で開催された第74回日本矯正歯科学会学術大会に参加してきました。
臨床・研究に関する数多くの講演発表を聴講しましたが、特にバイオメカニクスに関する臨床セミナーにおいて「矯正用アンカースクリュー」の効果的な臨床応用の工夫を聴くことができ、大変参考になりました。
どの歯をどのように動かしたいのか、その目的のためにはスクリューをどこに設置しどのように矯正力を付与すれば良いのか、理論的に考察することの大切さを再認識するとともに、矯正用アンカースクリューの応用の可能性が広がっていくような手応えを感じました。
一昔前であれば、外科的矯正治療の適応であった症例を、スクリューを活用した大臼歯の圧下・遠心移動を含む歯の三次元的コントロールにより、手術をせずともかなり満足できる結果を得ることができることを再確認しました。
今後、精力的に取り組んでいきたいと考えております。
院長 檜山成寿