9月16日〜18日にかけて、幕張メッセで開催された日本矯正歯科学会に出席し、たった今帰宅したところです。
16日のサテライトセミナーにはじまり、特別講演、記念講演、シンポジウムと、連日講演の聴講が続き、ただじっと聴いているだけなのですが、これが毎日ですと意外と疲れます。
毎年のことながら、学会に参加しては、「最近のトピックは何だろう」と振り返るのですが、案外ここのところ同じ話題の繰り返しのように感じます。
シンポジウムでのテーマとなった「インプラント矯正」は、確かにここ数年広まってきている新しいテクニックではありますが、薬事の認可がとれていないこともあり、学会としても積極的には動きにくい感があるように思われます。このインプラントアンカーについて、私自身もさらに究めてみようかと考えております。
来年の日矯は福岡での開催となります。温故知新、これまでの治療術式を円熟させつつ、新しいエッセンスを貪欲に吸収したいものです。
副院長 檜山 成寿