昨晩のNHKニュース番組で、除細動器(AED)が高校球児の一命を救ったとのレポートがありました。
ある高校での野球の試合中に、打球がピッチャーの胸部に当たり、意識不明の心肺停止状態に陥ったとのことです。試合を観戦していた救急救命士が駆け寄り、心肺蘇生を行いつつ、周囲の人にAEDをもってくるように指示、たまたま校舎の玄関に備え付けてあったAEDがあったため、球児は一命をとりとめたとのことでした。
心機能に全く異常がない人でも、いつ心室細動に陥るか分かりません。当クリニックでは、患者様に万一のことがあった時のため、そして、付近を行き交う方々の万一のために、宇都宮診療所および那須塩原診療所に各1台ずつAEDを導入しました。
これからも院内外の安全管理、対策に積極的に取り組んで行きたいと考えております。
副院長 檜山成寿